発行所 : PHPエディターズ・グループ/発売元 : PHP研究所/定価 : 1,365円(税込)
あの日、冬の並木道で気づいた時から僕の物語は始まったのです。
人生で問われているのは、やり方ではなく在り方なんだ
2009年12月12日全国書店にて発売開始

Topics

Introduction

【いま、ここからあなたの「物語」がはじまる】

高度経済成長、バブル経済と崩壊、競争社会の本格化、そして2008年のリーマンショック。
私達を取り巻く環境は大きく変わり、経済的にも精神的にも大きく揺さぶられてきました。
そして今、大事にしてきた「何か」が壊れ、「何か」とのつながりが切れかけています。
「何かがおかしい」と気づいても、人はそれほど簡単に不屈の精神を持って、信念を貫くことは出来ません。
しかし、だからこそ、葛藤の中から生まれる、本当の人生の輝きは尊いのだと思います。

「成功物語」でもなく、「成長物語」でもない。
悩み、迷い、気づき、うぬぼれ、そして自分を見失いながら「自分に戻る物語」。
大事な「何か」をもう一度大事にして、その「何か」とのつながりを取り戻す。
それが本書『人生の目覚まし時計』です。

「人間にはね、必ず自分の『時』というものがあるんだよ。
そして、その『時』がやってきたとき、君の中でベルが鳴るんだ」

ある人の不思議な言葉から始まる、本当に起こった出来事。新しくも懐かしさを感じさせる、言葉の数々。

「人生で問われているのは、やり方ではなく在り方なんだ」
そう気づいたとき、人生の物語は動き始めるのです。

【正直に、誠実に、基本に忠実な本作り】

この本を作る過程で、関係者すべてが大事にしてきたことがあります。
それは本というモノの「本質を問う」ということです。

「そもそも本ってなんなんだろうか?」
「なぜ本じゃないとダメなんだろうか?」
「いまの本の売り方って、本当に正しいのだろうか?」

このような問いに、著者だけでなく関係者全員が本気で向き合いました。
それは、もう一度自分たちの在り方を問い直すことでもあったのです。

正直に、誠実に、基本に忠実に本を作っていると
どんな本にすればいいのか、本自身が私達に語りかけくるようになりました。
そして気がついたら、著者の物語ではなく、神話のような普遍的な何かを
感じさせる物語になっていったのです。

【あなたはもう、大切な一瞬を迎えましたか?】

先が見えない不安定な世の中で、私たちはどうしても安易な答えを求めてしまいます。
しかし、そんな時だからこそ
「自分にとって、一番大事なことは何なのか?」
ということを、問い直して欲しいのです。

その問いを胸に抱いて歩んでいると、きっと
あなたにとっての「人生の目覚まし時計」のベルがなります。
そして、一番大事なことに気づき、「本当の役割」に気づくでしょう。

無名の著者が、大切なメッセージを伝えるために書き綴った言葉を
出版業界では著名な編集者、プロデューサー、装丁家が支えて出来た魂の一冊。

読み終わった後に、あなたの「物語」がはじまることでしょう。
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Author

富田欣和(とみた よしかず)
父の会社を受け継ぐと共に「一番大切なことを一番大切にする」というシンプルな考え方を貫く経営コンサルティング会社(株)インナーライズ53を設立。「人も会社も問われていることは、やり方ではなく在り方」ということを、ご縁のある方達に語りかけている。街の小さなパン屋さんから大企業まで、幅広いお客様から「気がついたら上手くいっていた」という評価を得ている。本書がはじめての著作。


最初で最後の本。
そう自分に言い聞かせてから、最初の1文字を書き始めました。
次はない。すべてを出し切る。
僕が自分自身に課したのは、ただそれだけです。
そして脱稿したとき、心の底からすべてを出し切った、
と言える自分に出会えました。

作品の評価は、読まれる方がするもの。
著者はそのすべての声を、自分を省みるよすがとするだけです。
この本がひとりでも多くの方にとって、自分の物語を歩む
きっかけとなってくだされば、それ以上望むことはありません。
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Story

あの頃僕は、成功することや、成長することに何の疑いも持たずに突き進む毎日を過ごしていた。

しかし、表面的な輝きの裏側で、悩み、迷い、うぬぼれ、そして自分を見失っていく。
遂に仕事を失い、人間関係も壊れ、見栄や嘘で塗り固められた仮面が剥がれた時に
自分には何ひとつ、本当の自分と言えるものがない事に気づく。

そして、絶望の底に叩き落とされた、ある寒い冬の夜。
深夜の並木道をさまよい歩きながら、遠く幼い日の出来事を思い出す。
懐かしくも、やり直すことが出来ない日々。
自らの人生を振り返ったときに、後悔の念が湧き上がる。

「僕はこんな人生を歩むために生まれてきたのか」

どうすることもできない、絶望の中で
しかし、確かに、『その時』は近づいていた。

このときの僕は知る由もなかった。
神様がくれた不幸。
それは人生最高の贈り物だったということに。

そしていま、「人生の目覚まし時計」のベルが鳴る・・・。
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Staff

出版プロデュース 児島慎一
これまで、多くのベストセラーに関わらせて頂きましたが、それらの本には、ある共通した特徴がありました。すなわち、ベストセラーになる本には独特の存在感があり、まるで、本そのものが「意志」をもっているかのように、明確なメッセージを発しているのです。

そして、著者の想いや祈りが満ちていました。だからこそ、出版された時には、多くの方々の共感をいただき、また口コミが起きたのだと思います。きっと、ひとりひとりの奥底にある何かに、共鳴をもたらしたのでしょう。

今回も、その時と同じ感触、その時と同じエネルギーを感じています。
感動や共感というレベルを超えて、多くの人に愛される本になりそうな予感がしています。
そして、この本を通じて、世代を超え、多くの人の「目覚まし時計」が鳴り、ひとりひとりの「物語」が始まっていくことを心から祈っています。
株式会社オープンマインド代表取締役
経営者や起業家の出版のプロデュースや著者ブランディングに多く携わる。プロデュースに関わった主な本として、『戦わない経営』(浜口隆則著)、『どんな仕事も楽しくなる3つの物語』(福島正伸著)、『誕生日占い』(はづき虹映著)などのベストセラーがある。今までに企画・プロデュースに関った書籍の累計は100万部を超える。 http://www.openmind.co.jp
編集 石井高弘
著者の富田さんとは、プロデューサーの児島さんを通じて出会いました。初対面でいきなり、「苦悩の中で深夜の青山通りをさまよった時の原体験」を聞かされ、その次にお会いした際に、飛行機の中で偶然となりに座った宮司さんから、まるで「お告げ」のような不思議な言葉を聞いたエピソードをうかがいました。そのとき、「この本でどんなメッセージが発せられるのかは、まだ分からない。けれども、絶対、何かある」と直観しました。そして半年間、著者、プロデューサー、編集者の3人で対話を重ね、出来上がったのがこの本です。

この本が不思議なのは、富田さん自身が、体験した出来事に正面から向き合い、それこそ血を吐くような思いで、すべてをさらけ出した人生の物語なのですが――、むしろだからこそなのでしょうか、富田さん一人の力というよりも、宮司さんやお父様をはじめとした登場人物、そして、現在そばにいる方たちとの共鳴のなかから、自然と生まれてきたような感覚があるのです。

本書を読まれる方はきっと、「ああ、自分にもこういう事があった」と、過去の人生経験を、いくつも思い出すことになるでしょう。この物語にはなにか、人間の「気づき」や「目覚め」という主題における、神話のような普遍性が感じられるのです。

本書を編集したという思いはありません。打ち合わせのたびに、著者の人生の出来事に耳を傾け、それに触発されて、プロデューサーの児島さんも編集者の私も、思わず自分の人生経験を語っていました。そして気がついたら、読み進めるうちに、何度も何度も涙がこみ上げてくる「魂の物語」になっていました。
株式会社PHPエディターズ・グループ
書籍編集部 副編集長
ビジネス書や人文書などの書籍編集を行っている。最近、編集担当した書籍として、『なぜ、我々はマネジメントの道を歩むのか』(田坂広志著)、『脳が変わる生き方』(茂木健一郎著)、『超高濃度ビタミンC点滴療法』(水上治著)、『小さな会社のブランド戦略』(村尾隆介著)などがある。
Other Staff Credit
装丁/長坂勇司
Webサイト制作/足立詩果
企画協力/若林宏行(若林心理教育研究所)、菅原美紀(株式会社インナーライズ53)
伝導プロジェクト担当/広岡知子(株式会社インナーライズ53)
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Book report

まさしく魂を削って書いた本。
とにかくよく書いたね。

深く、現実的に、悩み、迷い、気づき、うぬぼれ、
そして自分が自分でなくなったところに、
一番身近な父親との口ではいい表せない葛藤と物語があり、
それを受け入れ、同化させ、乗り越えた潔さと正直さ、
純粋なエネルギーに感動しました。

私自身にもそのプロセスで共感できることもあり、
私の代弁者として書いてくれたように感じられ、
嬉しさと感謝の気持ちがフツフツと湧き上がりました。
「うつ」や「成長習慣病」に悩む現代のビジネスマンや若者に、
きっといい波紋を投げかけると思います。
素晴らしい目覚まし時計が、どうか世の中に心地よくなり響き、
いいエネルギーが広がっていきますことを心から祈っています。

本当に、ありがとう。
株式会社プロアクティブ
代表 山口哲史さん(通称ガッツさん)
「富田さんっ!この本、私のために書いてくれたの?」

というのが最初の感想。
どんなプレッシャーにも負けない信念の強い男を演じてみたり、
明るく楽しい人と思われようとピエロのように振舞ってみたり、
多くのキャラクターを演じながら生きている私に、

「私もそうだったんですよ。」
「でも自分の人生を生きませんか?」

って語りかけてくれたんだよね。
富田さんの物語に自分の過去がどんどんリンクして
走馬灯のようにいろいろな思い出が蘇ったよ。
人の本なのに自分の物語を読んでいるような不思議な感覚の本。

きっと多くのサラリーマンやビジネスマン、
真剣に生きている人々なら誰でも感じる本当の自分とのギャップ。
気づいていても脱ぎ捨てることの出来ない虚飾。
多くの人がこの物語に共感すると思うよ。

富田さんのように、誰もがその虚飾を脱ぎ去ることは出来ないだろうけど、
この本を読むだけで、ほっとするよ、安心するよ。
自分だけじゃないんだって。そして「また頑張ろう!」
って歩きだせるんじゃないかな。

人生を演じ始めるきっかけになった底辺に流れる親子の物語。
人生を歩むために大切なものを気づかせてくれる父との関係。
目頭に涙がジワジワ溢れる切ない想いを抱かせる内容でした。
自分の親や子供のことがまた愛しくなったよ。

ここまで曝け出した真実の物語だからこそ共感できるんだろうね。
共感率100%。

ありがとう!富田さん。
バルセロナオリンピック競歩代表
園原健弘さん
私たちは、人の人生を俯瞰して見ることができない。

どれだけ仲が良くっても、
どれだけ信頼し合っていても、

すぐ目の前にいる人の人生を、

線として、
感じることは難しい。

そんな希有な経験を、
この本は、与えてくれた。

人生という一本の線、

それは、まっすぐではないし、
時には、薄くて、消えそうな時だってある。

しかし、それを俯瞰して見た時、
なぜか、希望を感じた。

自分の人生を、また少し、信頼したくなった。

P.S.
富田君、ありがとう!
株式会社ビジネスバンク
代表 浜口隆則さん
Other Book report
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